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実際の病理をみたい学生諸君,研修医,各科臨床医のみなさんへ

学生諸君,もちろん,本学の学生である必要はありません,研修医,各科の臨床医のみなさんに,見学や相談の場を提供します.

 

病理学の講義や実習では,理解できなかった,肌で感じることができなかった,あるいは,病理組織実習では,いまひとつもの足りない感じで,もう少し組織像を観察してみたいと思っている学生さんはいませんか.さらに,実地臨床で,困っていることはありませんか.

私事ですが,卒後は,外科医をめざしました.自分で手術をした症例の断端や剥離面が気になり,病理に出入りを始め,大学院で病理を専攻し,学位を取得しました.大学院修了後は,二度と病理にもどることはないとの決意が強かったのですが,いまはこのような立場に身を置いています.

研修医を含む臨床各科の先生たちへ.自分の提出した病理標本がどのように病理診断されているのか,自分でみて,理解しなくていいのですか.

 

あるいは,いま,学生諸君が勉強している「常識」や,研修医が,指導医から指導を受けている「診断基準」や「治療指針」,臨床医が,決して信じて疑わない「標準プロトコール」や「規約」の数々・・少し,遠目で眺めませんか?

少しでも共感できる方は,病理学第二講座をお訪ねください.

 

病理学教室では,実際に見学できる機会を準備します.もちろん,疑問点は,当科スタッフにぶつけてください.みなさんの希望にあわせ,対応します.

 

希望者は,下記窓口まで連絡してください。

(対象)

全員(もちろん,大学や学部は問いません)

とくに,病理は,嫌いじゃないかもという学生諸君

大学院進学(博士課程,修士課程)を希望する方

病理専門医になりたい研修医

詳しいことはわからないが,基礎研究に興味がある方

詳しいことはわからないが,病理診断をしてみたい方

 
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